手づくりの和菓子でほっと一息。和菓子処「さわ泉」で彦根のおいしい旅の思い出を

和菓子のおいしさ

現代、とくに若者の間では、和菓子より洋菓子の方を好む傾向がある。さらに、和菓子自体が苦手だという人もいる。その理由として多く挙げられるのは、「甘ったるい味がするのが苦手」というものだ。しかし、このお店を知ると「和菓子=甘すぎる」という考えが少し変わるかもしれない。

彦根駅から徒歩10分程、内堀のいろは松近くに観光客で賑わう和菓子処「さわ泉」がある。「ここでは、甘みよりも旨みが自慢です」と答えてくれたのは四代目店主の小林滋弘さんだ。それを象徴するのが「さわ泉」の自家製あん。国産100%の十勝有機肥料小豆を使い、一から作り上げられているのだ。その味はすっきりとした甘さで、小豆本来の旨み が引き出されている。

「べっぴんどら焼き」(180円)がこの店の看板メニューだ。すっきりした甘みと、強火で焼かれたカステラのような旨みのある皮がよく合う。にっこりとほほえむイラストのパッケージに包まれて販売されている。

旨みを追求するため、材料は国産の食材にこだわっている。信頼できる農家との契約栽培の米を使った串団子など、ここでしか味わえない和菓子がこうしてできあがるのだ。

串団子(各一本150円)も人気メニューの一つだ。特に焼きたての甘辛いみたらしと生醤油の団子は、漂う香ばしい香りと、柔らかい食感がくせになる。

店内は、おじいちゃんの家、実家のようなアットホームな雰囲気があふれ、一休みするのにちょうど良い空間となっている。
店内からは彦根城を一望でき、秋から冬にかけて、彦根城を紅葉や雪、春には桜とともに楽しむことができる。美しい写真を撮ろうと、店先のお堀近くで撮影をしている人もよく見かけられるほどだ。美しい景色と、おいしい食べ物の二つの感動を味わうことができる特等席なのだ。

和菓子作りに対する思い

「自分が食べたい、子供に食べさせたいと思えるものをつくりたい」と小林さんは言う。それらを作るには「おいしくなれ」という思いを込めて作ることが大切だそうだ。
「丹精込めて作った商品を食べてお客様に感動をしていただき、もう一度彦根を訪れてもらう。それがここの土地への責任であり、恩返しになると思っています」

材料ひとつひとつにこだわり、まごころを込めた和菓子をお楽しみいただけます。彦根を訪れた際はぜひ足を運んでみてください。


和菓子処「さわ泉」

滋賀県彦根市佐和町1-7 (JR彦根駅より徒歩10分。彦根城内堀いろは松前)
TEL:0749-27-3030 / 0749-48-0030(夜間)
FAX:0749-27-3333
営業時間:10:00~18:00 (冬季12~2月は 10:00~17:00)
定休日:なし(12/24~1/4を除く)

さわ泉:http://www.eonet.ne.jp/~sawasen/
Facebook:https://www.facebook.com/和菓子処-さわ泉-518854354826241/

(市民ライター:伊藤友希)

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